眠りは宝物

眠りは宝物

ぐっすり眠れるとこんないいことがある、眠りは宝物♡

【眠れるといいこと】

その1:身体の成長をうながす~成長ホルモンの分泌
成長ホルモンは眠っている間に分泌されるホルモン。成長ホルモンは骨を伸ばし、筋肉を増やし、傷んだ組織を修復してくれます。まさに「寝る子は育つ」

 

その2:酸素の毒性から細胞を守る~メラトニン
メラトニンの働きの中でも、「抗酸化作用」というものがあり、酸素の毒性から細胞を守ってくれます。老化防止や抗ガンの作用があるとも言えるそうです。夜暗くなると分泌されて、1~5歳のうちに一生のうちで一番分泌されるのですが、夜でも明るいとその分泌はぐっと少なくなるとのこと。暗くなったら寝る、という自然に合わせた生活が健康にいいということですね。

 

その3:しっかり眠ることで肥満予防~食欲抑制ホルモン・食欲増進ホルモン
眠りが減ると、食欲抑制ホルモン(レプチン)が減って、食欲増進ホルモン(グレリン)が増えて、起きて食べたくなるホルモン(オレキシン)が増えるとのこと。つまり、寝ないと「起きて食べる」という行動が知らず知らず増えてしまうようです。

つまり、

睡眠不足➡食欲抑制レプチン↓・食欲増進グレリン↑➡起きて食べるオレキシン↑➡覚醒↑・食欲↑➡オレキシン↓➡眠らない➡睡眠不足・・・繰り返し・・・

という、「肥満の連鎖」につながるのですね。

 

睡眠の研究はまだまだわからないことが多いようなので、私も学び続けたいと思います。

小児はりでも鍼灸でも、「よく眠れるようになりました」「食欲が抑えられています」「小児はりをしていると発育がいい」というお声をよくいただくのですが、お宝いっぱいの睡眠につなげられているのだとしたら、嬉しい限りです。

【参考文献】
・「睡眠の生理と臨床」神山 潤著 診断と治療社
・「子どもの睡眠」神山 潤著 芽ばえ社
・「子どもの眠りの大事なツボ」神山 潤 芽ばえ社

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