Child acupuncture小児はり

小児はりについてAbout Child acupuncture

子どもに「気持ちいい」「もっとして」と言われる治療です

小児鍼とは

生後1ヶ月~12歳くらいまでのお子さん用の鍼治療です。当院では「大師流小児鍼」を使用し、やさしくなでる施術を行っています。 「はりって名前がついていますが、刺すのですか?痛いのですか?」とよく聞かれます。いえいえ、やわらかい赤ちゃんやお子さんの肌を刺すものでしょうか! 子ども専用の道具で「やさしくなでる」施術を行っていますので、刺しませんし痛くもありません。子どもが不思議がって「毛がついているの?」と聞いてきたことがありますが、「目に見えない羽毛がついている」ようにやさしく気持ちいいのです。子どもから「もっとして」と言われるくらい、気持ちの良い治療です。

メッセージMessage

「子育ての困った」を応援します

お母さん、お父さん、子育てお疲れさまです。子どもが笑顔でいると見ていて何よりもホッとしますね。でも、子どもは体も心も成人に比べて未熟で発達途上なので、急に熱を出す、イライラして物に当たる、夜中に泣いてなかなか寝つかない、ということもよくおこります。子育て中はどうしたらいいかほとほと困ったということはよくあるかと思います。子育てには手間もとてもかかります。あん鍼灸院では小児はりでお子さんの体を健やかにすることでそんな子育てを少しでも楽しくすごせるようお手伝いします。 小児はりは、「子育ての困った」を応援する、お子さんと親御さんの味方です。ご心配なことがあったら、お気軽にご相談ください。

よくある質問FAQ

Q小児鍼は痛くないのですか?
Aやさしくなでますので、痛くはありません。鍼と聞くと「刺す」イメージが強いですが、そのようなものばかりではないのです。動画(リンク)を見ていただければと思いますが、赤ちゃんは平気な顔をしています。かえって子どもからは「気持ちいい」と言われるくらいです。ぜひ実際に体験してみてください!!
Q小児はりはどんな症状にいいのですか?
AWHO(世界保健機構)においては、小児疾患は下記の症状が鍼灸の適応として効果が認められています。 小児神経症(夜泣き、かんむし、夜驚、消化不良、偏食、食欲不振、不眠)・小児喘息・アレルギー性湿疹・耳下腺炎・夜尿症・虚弱体質の改善 また、発達障がいのお子さんの落ち着きの改善が見られた症例もあります。
Qなでるだけでなぜ症状が改善するのですか?
A皮膚をなでて刺激すると、その刺激が脳に伝わって神経の働きのバランスをとりホルモン分泌を促します。 東洋医学的な考えでは、【経絡】という体中を巡っている通路があり、経絡にある【経穴(ツボ)】への刺激が、内蔵の働きをよくしたり、経絡の滞りから生じる痛みなどを改善する、と考えられています。 鍼灸師は皮膚を触ったらどこがツボでどこが滞っているのかわかります。そして、「どこにどのような刺激を与えるといいのか」を訓練しています。どこに刺激したらいいのかがわかっているので、「なでるだけで」さまざまな症状に対応できるのです。特にお子さんは皮膚が柔らかく刺激には敏感です。少しの刺激でいいのです。 ただ、実際に身体を【治す】のは症状が出ているその人自身の力です。人に「体を巡って内蔵につながる気の働きがあり体の状態をよくしようとしている」ために、適切な場所を「なでるだけ」でいいのです。 本来、人は自分で治る力・育つ力を持っています。その力をお手伝いするのが小児はり・鍼灸です。
Qどれくらいの回数の治療が必要ですか?
Aお子さんの症状や状態、また、保護者の方がどうなりたいのかにもよりますが、初診の場合は3~8回くらい続けて通っていただいています。アレルギーやアトピーなどの慢性の症状の場合は体質改善が必要ですので、週に2~3回、1~2年くらいのお時間を見ていただく場合もあります。 風邪予防や発育発達をよくするためにも、月に3~4回通われることをお勧めしていますが、「どうなりたいのか」をお聞きしながら計画を立てていっています。

治療の流れFlow

01

問診・聴診、触診

症状をお聞きしてお腹・胸の音を聞きます (聴診器で胸の音やリンパ節の腫れを確認することもあります)

02

施術

優しくなでながら、皮膚の反応を見て施術します。

03

治療効果の確認

再びお腹の音を聞き、顔の表情などもチェックして治療を終えます。体の状態と治療の見通しなどについてご説明させていただきま す。

お子さんの年齢によりますが、1分~7分で終了します。着替えや問診等を入れて15分くらいです。