2022年2月8日
体と心を幸せに体質改善☆鍼灸師の足立安子です
今回は「朝から元気に家事が片付く☆腎気を高めるセルフケアお灸」についてお話しさせてもらいます。
あーなんか頑張れない、身体だるい…眠いのに体が休めてなくて疲れが取れない、なんてことないですか?
私がお聞きした例では、
朝起きないといけないのに、疲れていつまでも布団の中で寝ていたくなる…結果、朝の支度がバタバタで、ゴミをまとめられなくて今日も生ごみが台所にたまってしまいました‥・
と言われたことがあります。お疲れさまです
このままだるさや疲れがとれない体でいると、家事や仕事のパフォーマンスも上がらないし、気持ちもブルーになってしまうかもしれませんよね。
朝から元気に起きて家事ができたら、朝ごはんも余裕をもって作れて、家族にも笑顔でいられて、何より気持ちいい一日のスタートが切れる!充実した1日のはじまりになります。
そんな、朝から元気にすごしたいあなたに、体にエネルギーを与え生命のパワーが流れるセルフケアの方法をお伝えします。
- 体にエネルギーを与える東洋医学的ケアのポイント
「体にエネルギーを与え生命のパワーが流れる」東洋医学的ケアのポイント、それは、「腎気を高めること」です。
東洋医学では、「人体の生命活動を維持する基本的な栄養物質」を「精」と呼び、「腎」に貯蔵されていると考えられています。腎は五臓六腑の活力の源なのです。
ですので、腎の働きをよくしたり、腎につながる経絡の流れをよくしておくことは、生命活動が活発になるのです。
その「腎気」は、親から先天的に受け継いだものをもととし、生後は自らの生命活動によって充実し、年齢的消長があります。
中国最古の医学書の「黄帝内経素問」には、腎気の年齢的消長、女性だと21歳~35歳くらいが最も充実した時期で、35歳くらいから陽明経脈の機能が衰えてくる、といったことが記されています。
(「図説 東洋医学」山田光胤/代田文彦 学研 より)
年齢が来ると「補ってあげる」ことが大切になってくるのですね。
お灸は体の気血を補います。ぜひ、腎気を高めるセルフケアお灸、トライしてください。
- やってみよう♪「腎気を高めるセルフケアお灸」
「朝から疲れを感じたり元気がでない」という時、ツボが出ている可能性はいろいろなところにありえるのですが、体のエネルギーを補うという意味で腎経の原穴である「太谿」おすすめです。ツボ反応出ているかをみながらお灸してみてください。
太谿:内くるぶしとアキレス腱の間のくぼみ。
ここに、下記の要領でお灸していきます。
◎お灸の扱い方簡単3ステップ
ステップ1:台座のシールをはがす
ステップ2:もぐさの部分にライター等で火をつける
ステップ3:ツボにおく
※今までに薬や化粧品等でアレルギー症状を起こしたことがある方、妊娠中、糖尿病等の温感や血管に障害をお持ちの方は、ご使用前に医師または薬剤師に相談してください。
※他、扱い方等の注意事項がありますので、ご使用の際には取扱説明書をよく読んでください。可能であれば、鍼灸師の指導で選穴・取り扱いをお勧めいたします
ここでのお灸はせんねん灸を想定していますが、台座つきのお灸や温筒灸はいろいろでていますので、どの商品でも、使用上の注意をよく読みながらお使いくださいね。
ご不明点やご質問も受け付けております。どうぞこちらに、お気軽にお問い合わせくださいね。