寒い冬も風邪知らず☆のお灸お手当て

 

体と心の体質改善鍼灸師☆足立安子です

 

今回は

「寒い冬も風邪知らず☆のお灸お手当て」

のテーマでお伝えいたします。

 

寒くなると体のいろいろなところから冷えが「忍び寄ってくる」感じがしませんか?うっかりしていると鼻水がでたり、頭痛がしてきたり、体がゾクゾクしてきたら黄色信号ですよね。

 

それで、体温があがってウイルスが死滅して治ってくれたらいいのですが、微熱が続いたりしたら体はだるいしずっと辛いままで仕事も家事もはかどらなくて、自信がなくなる、ということがあるかもしれません。

 

・・・というのは、かつての私です((+_+))ほんと、いつまでもだるい・しんどい・低空飛行状態で辛かったです

 

こんな時、体がどうなっていると思いますか?

いわゆる「体力がない」状態ではあるのですが、東洋医学的な見方もあわせてたとえてみたら

 

「体に隙間があるために風邪・寒邪といった身体を脅かす自然の邪気が体に侵入している」

 

ということなのです。

 

これがお家だったら・・・隙間風が吹き抜けて寒いし、泥棒だって入れちゃう、という状態です。こう考えたらちょっと怖い感じしますね(^ ^;・・・

 

そうならないように、体もお家も、その隙間をちゃんとメンテナンスしてあげることが必要です。

 

がっちり丈夫に守られた家に住んでいたら安心安全・元気に過ごせるように、体もメンテナンスして丈夫になっていたら、朝から元気にやるぞ!という気になって、寒い日もお出かけも苦にならないし、お掃除や料理もはかどって、家族にも笑顔で接する余裕ができるかもしれません。

 

 

皆さまには風邪知らずで、お過ごしいただきたいと思います

 

  • 体調改善メンテには、やっぱりお灸がいい❤

 

風邪知らずで元気に過ごす、そのためには、「体の隙間」=「ツボ」に、効果的にメンテナンスがいい、と鍼灸師としては思います。もちろん、栄養や休養も大事ですね。

 

冷えは万病のもと~冷えているといろいろな病気を引き起こしやすくなります。

体温が1℃上昇すると代謝が12%、免疫力が30%アップするってお聞きになったことあるでしょうか。ですので、体が冷えない・体温を上げる工夫は大事です。

 

「あ、ちょっと調子崩れているかも」「なんか体がゾクゾクしてきたかも」と感じる時には、冷えが入りやすいところに早めに適度なあたためるお手当てしてください。

 

気をつけていてほしい場所は、「首」と呼ばれるつなぎの部分(手首・足首含む)とその周辺、お腹・腰、です。日常的にはマフラーや腹巻、靴下手袋などを効果的に使って、気をつけて温めていていただければと思います。

 

ただ、それだけでは足りなくなることがあります。体にそれとはわからなくてもたとえて言えば「穴」や「隙間」ができた時です。そういった、「穴や隙間」とは、体では「ツボ」と呼ばれるところになってきます。

 

 

お家の隙間や穴に、段ボールやビニールシートで覆うよりも、ちゃんとその穴があるところに壁にあった素材で補修したほうがお家にもいい、そんなように、

 

体の免疫力・防衛力を高めるには、体の冷えなどの反応があるところ(ツボ)にピンポイントの場所に自然のパワーあふれるお灸で温めたほうが、体には効果的です。

 

お灸にはいろいろな作用があるのですが、そのうちの一つは「免疫作用」といいます。

お灸を続けることで血液中の白血球数が増えて、3か月続けていると風邪をひきづらくなる(=免疫力がつく)というエビデンスがあるのです。ぜひ、お灸、やってみてくださいね❤

 

  • やってみよう♪風邪予防お灸セルフケア

 

先ほども申し上げましたが、気をつけていてほしい場所は、「首」と呼ばれるつなぎの部分(手首・足首含む)とその周辺、お腹・腰、です。

 

「首」部分周辺とお腹・腰回りには、大切なツボがたくさんあります❤

 

風邪っぽいかも?の時に特におすすめなのは、首の下部・背中の上部にあるツボ

 

大椎:首を前に倒したときにポコッと出てくる背骨の下

風門:大椎の下、背骨2つ分下、そこから横に親指横幅2つ分外

 

ここに、下記の要領でお灸していきます。

 

◎お灸の扱い方簡単3ステップ

ステップ1:台座のシールをはがす

ステップ2:もぐさの部分にライター等で火をつける

ステップ3:ツボにおく

※上記ツボは背中なので、ご家族にしてもらうか、火を使わないお灸などでお試しください。慣れてきたら大椎は自分でも手が届くかもしれませんが、手が滑って火傷をしたら危険ですので。

※扱い方等の注意事項がありますので、ご使用の際には取扱説明書をよく読んでください。可能であれば、鍼灸師の指導で選穴・取り扱いをお勧めいたします

 

ここで使用しているのはせんねん灸ですが、こういった台座つきのお灸や温筒灸はいろいろでていますので、どの商品でも、使用上の注意をよく読みながらお使いくださいね。

 

不明点や質問がありましたら、こちらまで、お問い合わせ下さい

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