発熱って悪いこと?

発熱は悪いこと?

お子さんの熱をはかったら
高くてびっくりしたり
あわててしまう
ってママは多いかもしれない
と思います。

大人でも熱出ました!はありますが

子どもは5歳くらいまでは

しょっちゅう熱が出ることも

あったりします

 

お子さんお持ちのママから

「子どもに高熱が出ました」って

お電話くることが

よくあります。

 

そんな時

心配だったらもちろん

かかりつけの

小児科のお医者さんに

ご相談するのが一番ですが

 

私は

「お子さんの今の様子はどうですか?」を

お聞きしています。

 

するとけっこう

「元気です」ってお答え

多いです。

 

子どもって

基本的に平熱が高めのことが多くて

さらに環境によって(例えば着せすぎ)も

体温が高くなりやすかったりします。

 

・生後3か月未満の乳児さん

・ぐったりしていて元気がない

・顔色・唇の色が悪い

・泣き方がいつもに比べて極端に弱々しい

 

などいつもと違う

ということがあったらもちろん

病院でみてもらう

大事ですが

 

もしも基本元気に過ごしていたら

熱が出ているのは

「免疫力がしっかり働いている

体力のある体」ということでもあります

 

年に6~8回発熱するという

お子さんもおられますけれど

 

発熱は外部からの病原菌などから

体を守るための

大切な防御反応です

 

発熱することで

・病原菌の繁殖を抑える

・白血球の機能が活発になる

・免疫機能が促進される

 

という役割を果たしています。

 

熱が上がりすぎると

脳への影響があったり

体力消耗してぐったり

することがあるので

 

それは要注意ですが

 

熱が高くても

子どもが元気に過ごしているときは

「自分の身体を守るための

免疫機能をきたえている」

という見方をするのも

 

子どもの育つ力を信じる

一つの知恵かもしれません

 

逆に、

体が弱っていたり

年をとってきたりすると

あるあるなのが

「熱が上がりきらなくて

微熱が続いている」状態

 

熱を上げる力がない=

体力がない、体を守りきれていないと

私の体験からも思います。

体がしんどい状態が

ずっとつづいたりして。

 

体調悪いのに

熱が上がりきらないほうが

体は弱っている状態だったりするのです

 

「38度の高熱出ました」と

連絡あったけれど

様子は落ちついて元気なので

感染症対策などにも注意しつつ

小児はり治療しましょう

ということでいらした

3歳児さん

 

鼻グズグズで耳が痛い

もしかしたら中耳炎になる?

心配だったけれど

 

小児はりをして

耳の痛みも熱も

落ち着いたようなので

ほっとしました

 

今の時代、特に

様々な変化に対応していくことも

求められる

 

自分の中にある

育つ力・治る力をつける

そもそもの免疫力をアップして

すこやかな毎日をすごす

 

日ごろから気をつけて

お手当てしながら

実現してほしい

 

いち鍼灸師の願いです

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