2020年8月3日
体質をゆっくりと改善させていくこと
鍼灸の得意とするところです。
夏であっても冷える、とお感じのSさん(60代)、鍼灸施術を定期的にしているのに加えてご自宅でのお灸を毎日続けてくださっています。
「前と違って身体が暖かい。靴下がなくてもすごせる」
「風にあたると長袖でないと過ごせなかったのが、今年は半袖でも過ごせる」
「寝つきも眠りもよくなっています」
というご感想をいただきました。
夏でも靴下と長袖生活で、半袖が着られなかったのですね。
北海道の夏は涼しめではありますが、一番暑いはずの季節にも冷えを感じる、ってつらいですね。
「今までは秋冬になったら手足にカイロが必要だったけれど、今年はどうなるのか楽しみ」と自分の体質の変化への希望をもってくださっています。
自分の身体を大事にしてじっくりつきあうことを楽しめているSさん、東洋医学はこういうお手伝いが得意です。
下記、Sさんにお伝えしたツボです。
太谿:足の内果の後角を去る5分、拍動部にある
湧泉:足底の中央よりやや前方、五指を屈して陥むところで第2指と第3指の間の通りの、への字型の皺の内側頭にとる。
※体質や反応があるかどうかによって、どのツボを取るかは変化します。ご参考になさってください。